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zoom RSS 宝塚雪組『幕末太陽傳』/『Dramatic “S”!』

<<   作成日時 : 2017/07/09 02:16   >>

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先週の金曜日に観て来た。

川島雄三監督の同名映画をもとにし、
落語の「品川心中」なども織り込んで、
幕末の動乱期、高杉晋作なども登場するが、
どこまでも、町人の群像劇的な猥雑な活力が主役。

ヴァイタリティ溢れる江戸の町民と、
居残り佐平次という愛嬌ある茶目っ気と
機転の効く才覚のある男。

佐平次は、胸を病んで、
一度は、もうここで死のうと
思い定めて品川に足を止め、
最後の遊興に興じた後、
その支払いの金もなく、
代りにその遊郭で働くが、
そこに住み、そこに暮らす人々と関わるうち、
生への希望を取り戻す。

それは、どこか、『グランド・ホテル』の
オットー・クリンゲラインに似ているが、
佐平次の飄々とした明るさゆえに、
反動的に死も予感させながら、
希望を生む力強さに転換されてゆくところがいい。

遊女のおそめもまた、廓に借金を返して
廓の外の世界を見たいと思う。

二人、佐平次とおそめは、
底辺と称される世界の中で、
逆に生きる力を得る人たち。

佐平次(早霧せいな)は、
最後の花道を遊女おそめ(咲妃みゆ)
と共に駆け抜ける。
「地獄も極楽もあるもんか!おいらまだ生きるんでぃ!」
早霧せいなと咲妃みゆのさよなら公演であることを、
忘れるほど、明るい幕切れになったのが印象的。




祥  * 『映画・演劇(宝塚)・TV・コンサート』 * 01

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