不思議なんだけどね。不思議でもないのかな。


熊本の人吉というところ、
何回も水害に襲われて、
BS TBS『報道1930』の堤伸輔さんによれば、
人吉市の生家は、今回も浸水したが、
三年まえにも、それ以前にも屋根まで水に浸かって、
建て直さなければならなかったと。

人吉に限らず、そういう地帯、地域が、
結構多い。
最近は、台風は東京の方に来ることも
多くなったけれど、
私が子供の頃は、台風と言えば九州、
九州と言えば、洪水で浸水する町のニュースを
やっていた。

変わったのは、集中豪雨や、線状降水帯が、
台風に加わったところ。
気候変動が言われ、
広島の雨季の豪雨災害以来、
台風以上に
恐ろしい水害や土砂災害が増えた。
襲来頻度も増し、規模もスケールUPしている。

しかし、
どういうわけか、
人は、また、同じところに
家を建てる。

再建する力がある人だけにしろ、
同じところに再建する。

何で?
なぜあまり場所を変えようとは
思わないのか。

移転するお金がないから?
土地に対する愛着?
どこへ行っても同じだと思うから?

昔、富士五湖の方の西湖岸にあった足和田村根場地区は、
土石流に見舞われて村民96名が亡くなった。
四十数戸あった家屋は大半が流出。残った村民は、
村ごと、青木ヶ原へ集団移転。

と、そういうわけにはいかないのかしら。
何度も同じ水害や土石流に見舞われるところの人は。
産業がセットになっている場合もあるから、
もちろん簡単にはいかないけれど、
また同じ目に遭って、
また同じように再建して、
昔より頻繁に豪雨災害が頻発する温暖化列島では、
毎年のように、怖れ戦きながら暮らさなければならない。

ハザードマップ通り、
ほぼ正確無比に壊滅的な水害に度々襲われても、
移転は無理なんだろうか。

特殊な、例えば、源泉を持つ温泉なんかは、
おいそれとは移転も叶わないだろうが、
また、例えば大分の日田という町のように、
江戸時代から天領として栄え、
古い家並みの残る歴史ある町では、
誰が何と言っても、愛するわが故郷を、
わが生まれ育った町を守ろうと思いこそすれ、
引っ越しなど考える気はさらさらないという人も多いだろうとは思う。

でも、日田に関しては、地形を良く知らないが、
全国的に、渓谷に沿った村や、崖上や、崖下や、
すぐ水に浸かる地区などでは、
住まいを他地域へ変えることが出来る人はいるはずだけれど。

個人では無理だろうから、
国が、何兆円もかけてF35戦闘機を105機も一挙に買ったり、
リニアや、ダムや道路を建設するお金があったら、
住民のために安全なお移転を図る資金を提供すること、
出来るのではないかしら。

もちろん、
ここで死にたいと言う人まで無理に
引っ越せとは言えないけれど、
出来るなら引っ越せるものなら引っ越したい、
という人は、ハザードマップ的に、
より安全なところへ、集団移転も考えるべきでは。

とは、言えど、日本中危ないところだらけだし、
長年馴染んだ地区を離れるのは嫌かもしれない。

私たちだって、今日にも大地震が来ると言われている東京に、
まるで怖れも知らないように暮らしているのだから。
一番恐ろしいところに住みながら、
他人様の住む場所を変えた方がも無いものではあるのだけれど。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い