いつしかに右へ右へとよじれて行く 記者会見の残念な二人

 横田早紀江といふ母
・子をおもふ誠がやがておのづからナショナリズムを帯びゆくあはれ  (「レ・パピエ・シアン」第78号)大辻隆弘


という短歌があるが、
滋さんが亡くなられた今回の記者会見で、
意外な感がしたのは、
めぐみさんの双子の弟である拓也氏と哲也氏の発言。

>横田拓也氏
安倍総理、安倍政権は動いてくださっています。
やっていない方が政権批判をするのは卑怯です。
拉致問題に協力して、様々な覚悟で動いてきた方がおっしゃるならまだわかるが、
ちょっと的を射ていない発言をするのはやめてほしいと思います。

>横田哲也氏
「私たち横田家のずっとそばにいて、
本当に長い間支えてくれた安倍総理。
本当に無念だとおっしゃっていただいています。
私どもは、これからも安倍総理とともに解決を図っていきたいと思っています。




灯台下暗しというが、
あまりにも渦中にいて、
見えるものも見えなくなってしまったのだろうか。

冷血な安倍総理も、
彼らの目には、横田家と共に、
拉致問題を解決しようと
心血を注ぐ政治家に見えるのだろうか。

安倍総理の「断腸の思い」を
そのままに受け取る人は、
あまりいないと思うが、
彼ら兄弟には、
めぐみさんを取り戻そうと全国を走り回った
彼らの両親同様、心から横田家と共に、
共に寄り添い、共に泣き、
拉致問題解決に奔走する政治家と見えているのだとしたら。
そして、安倍総理を信頼せず、
批判するのは卑怯だと思えるのだろうか。

安倍総理の人格と言葉を信頼して
従いて行くという兄弟。
巧言令色少なし仁という言葉も
この人たちには響かないだろう。

藁にもすがる思いで、
信じきっている人には、
永遠に失望はないのだろう。

時に応じて利用するためにとはいえ、
関わりを持ち続けるだけでも、
動いてくれていると思い、
あれほど無能で非情な安倍総理を
頼らなければならないほど、
無情な世間、日本人全員にも見えるほど、
誰もが忘却し、見放し、見殺しにしていると
(彼ら自身は、蓮池さんや野党のことを指しているようだが、
実際は。)
感じているということだろう。

しかし、それでも、
見る目と聞く耳と考える頭だけは、
持ち続ける必要がある。
少々残念な会見と思えた。
特殊な条件がそうしたのかもしれないが、
だからこそ中立的な視点は必要だ。



後記。
救う会って、いったいいつから、
日本会議の支部のようになっていたのだろう。
横田兄弟の安倍総理礼讃姿勢を見て、
不思議に思い、彼らが事務局長・次長を務める頁を
見て驚いた。
日本会議と何ら変わらない。







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