未知を想像し、歴史に学ぶということもないとね スペイン風邪ではサイトカインで免疫が暴走して劇症化したのだから


白血球も、マクロファージも免疫力も総動員して
過剰暴走して全滅、討ち死に。
第一次大戦時の若い兵士が、主に犠牲になった。

日本でも、大流行して38万人とも50万人とも言われる
死者が出た。

12人の子持ちだった与謝野晶子は、
政府の対策の遅さを嘆いている。
人が集中するところをなぜ早く
閉鎖しないのかと、
子どもを奪われる恐怖の中での
訴えも、届かなかった。

今も何にも変わっていない。
言ってみれば、
江戸時代の「コロリ」(コレラ)の頃から
変わっていない。

いつでも、対岸の火事と見るところから始まって
身に迫れば、大騒ぎもするけれど、
ともかく、気づくのが凄く遅くて、
端緒とか兆候で察知することが、
殆ど絶対と言っていいほど無い。
政府も後手後手なら、
国民も、さして変わりない。
安寧楽土の国と自画自讃して安眠状態。
やっと気づいた頃は、
既に蔓延している。

そして終わったら、すぐさま忘れて、
街に出る。

これは、日本人だけでなく、
カミュの『ペスト』のラストでも同じだ。

終わったら、やれやれと大挙して
外に繰り出す。

不条理を疫病が教えても、
永遠の単位で知ることは無い。
どんなに時間が与えられても、
魂の沈潜を以て、想うことも無い。



ネズミ捕りに掛かった鼠しか数えない日本政府。
ネズミ捕りの数を越えることは無い。
外を自由に走り回っている鼠は数えられることが無い。

計算の根拠なき統計。
意図的な隠蔽と改竄も同じ。



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