新型コロナウイルスは、ロマンティックなウイルスだから神経細胞を攻撃し、ネットワークを破壊し。

私たちの神経細胞や、
ある種の蛋白質を攻撃してくる目的を考えるには、
このウイルスの戦略と、
その基となったウイルスの性格を考るのが早道だと思う。

人間でも、性格は運命を作り、
運命は性格が作り出す。
その頭脳から命令が伝達されたのが性格であって、
逆に言えば、性格をたどれば、頭脳に行きつく。

学者は、
ウイルスは生命とさえ認めていないようだから、
頭脳も性格も、もとより無いと言うだろうが、
仮にあると仮定してみれば、
頭脳とはその生命体の全てと言ってもよいもの。

生命体の終着地点が、どこへ行きつくか。
それを知ることは出来ないが、
自身では増殖できないウイルスの宿命を
乗り超えようとして、
宿主を選び、宿主に宿り、
その中で、転移し、変異し、最高度の進化を
遂げたいとは、思っているだろう。

最も速く、最も効果的に、
それを果たさなければ、選んだ人間の手によって、
一瞬で抹殺されることを知っているだろう。

死んだ人間の神経と細胞と血液と蛋白質に、
その形骸は残っているだろう。

犯人は、殺害現場に戻って来るという。
痕跡を残していないか、
その後、どうなったか、心配なのだろう。
ウイルスのことはウイルスに聞け。

正体不明と言っても、
患者を残し、死者を残している。
証拠が残っているのだ。

ウイルスを取り出し、
ウイルスそのものを研究し、
ウイルスに殺害された宿主に残された
殺害の手口を分析、解析するしかない。

治療薬とワクチン開発は、
この正体をくらますのが上手で、
前線部隊を自由に行動させ、
自らは、じっと秘かにターゲットに
侵入できる瞬間を窺っているウイルスの
軟体動物のような手強い皮膜を破り、
その仮面を脱がせ、
どんな顔をしているのかを
明らかにしてほしい。



しかし、ウイルスとは不思議なものだ。
宿主を殺してしまえば、それで終わりなのに
重症化して自らを増殖しても、
そこで、宿主が死んでしまえが、
焼き場へ送られて焼却されてしまい、
自分も一緒に虐殺されてしまうのに、
どうして共に滅びることを選ぶように、
宿主を殺してしまうのだろう。

ウイルスの立場に立ってみれば、
生かしておいて、歩き回らせ、
感染者を増やし、
連鎖連傷して行けばよいだろうに、
なぜ焼死するような愚を犯すのだろう。
言ってみれば、自殺行為ではないか。


では、ウイルスは、
なぜ自殺も同然のことをするのか。
弱らせるだけで、
臓器に損傷を与えるだけで去る
という選択肢はないのだろうか。

火事なら、
焼き尽くしてしまえば終わる。

ウイルスも、患者を増やし過ぎて、
免疫を作られてしまい、
または殺してしまえば終わる。

自身のDNAのようなものを残しつつ、
変異し進化を遂げるには、
どんな方法を採るだろう。


棲み着いて、
そこで生き続けるという方法
はないのだろうか。

同化し、
変異体として共存することか。

別の病気を作り出し、
隠れ棲むように生き延びることか。

ウイルスとしては死んでも、
認知症の一種のようになる形で、
人間の異形蛋白の変性種として。

などなど。
現実としては、
何も残さない、
浮遊し、
消える離脱体。

試行錯誤しながら、
地球外生命にも似て、
何らかのメッセージの伝言体。

眼にも見えない小さなものが、
社会の構造を炙り出し、
世界の在り様を映し出し、
人間の隠れた醜さと、
人間の隠れた美しさを導き出し、
共存する要を人間に自覚させ、
今、世界を作り変えている。

5Gに追跡調査され、ECMOに阻まれ、
抗体を検出され、ワクチンを開発され、
現代には現代のウイルスの生息のしようもあり、
現代が作り出すウイルスの形があるのだろう。



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