スペイン風邪は患者数6億人、死者2000万人~4000万人 日本では患者数が2,300万人,死者38万人。


今よりも世界人口が少なかった時代の
この感染者数、死者数。
患者数、死者数のアバウトさ。
およそ100年前の、パンデミック。

1914 年夏から1918年冬までの
第一次世界大戦。
それに続いて1918年から1920年にかけて
世界を恐怖のどん底に突き落とした
スペイン風邪。

戦争とウイルスが重なっていた頃、
士気を弱めないため、初期報告を最小限に抑えた。
中立国スペインは、伝染病についても、
士気を気にすることなく、
自由に報道することができた。

最初の頃、本当のデータが、
発表されることが少なかったため、
感染が、爆発的に拡大したと見られている。

今だって、オリンピックに配慮して
影響を小さく見せようとしたくらいだから、
戦時においては、まして、であり、
情報隠蔽は、各国政府の十八番だったことは、
容易にうかがえる。

この後に来る1929年の大恐慌から、
極右政権への流れが出来、
戦争へと雪崩込んで行ったのも、
非常に良く解る展開で、
感染症は、世界を変え、
時代を変える。

その時に燃え上がる全体主義と
民族主義についても
良く解る。

そうして崩壊して行った100年前と
同じ過程を辿らないようにするのは、
とても難しそうだ。

そういう時、第一に破壊されるものは、
恐怖から来た人心で、
壊滅する経済のスピードに追われて、
お手上げ状態になった人たちは、
背に腹は代えられないと、
まず、良心を手放し、
動物に帰るから、
それからは、
動物的闘争本能と本能の戦いであり、
国と国の物流が途絶えた世界は、
国家的奪い合いの世界になる。
そうして世界は二度の世界大戦を経験した。

これからの世界が、
そうした過程をなぞらなくても済むためには、
一日も早い治療薬の開発と、
ウイルス活動の終息終焉は勿論だが、
せっかく、情報の世界的な伝達力と、
開かれたそのためのツールを持ちうる
時代であることを思えば、

100年前、情報独占スタイルの政府や
メディアの時代ではなく、
超監視社会のデメリットだけでなく、
その反対にが逆照射される、万人の情報知得権を行使して、
新しい感染症対策を共有し、
乗り超える術とすることは出来るのではないだろうか。

ウイルスも進化したが、
人間だって、
少しは進化してもいいではないか。

世界中の知見を共有し、
物流を世界で足りないところへ流し、
衛生や医療を共有する。

人的にウイルス隔離は絶対だが、
国境に邪魔されない知と経験を共有し、
世界中を一つのものとしてウイルスから
人間を守るしかないと思う。

北半球も、南半球も、
15億の人口を持つ中国、
13億の人口を持つインドをはじめとするアジアも
ヨーロッパもアメリカも中東・アフリカも、
オセアニアや、南アメリカも、
全ての地域で終わらなければ、
ウイルスの活動は終息しないのだから。




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