コロナが照らし揺るがした世界


複眼で見ることのできないものは、
この世界を見失う。

一方向からだけ見て、
双方向、或いは全方向、全方位、
鳥の目で俯瞰することすらないものは、
何が起きているかさえ分からないこととなる。

善や正義を名乗る愚かさほど
始末の悪いものはない。

その国だけの正義、
その集団だけの善、
どれほどの価値があれ、
相対的なものでしかない。

絶対の正義を信じて起こされる戦争。
絶対の善を信じて為されるバッシング。

寧ろ、無い方がマシというものだ。

双方向から照らし、
裏側からも照射し、
そして我が身、我が危うさを知る。

懐疑を失い、猪突猛進する社会の危うさを知る。
つまりは、恐れを知るということで、
一方的な確信が、集団思考の限界に基づくことは多い。

ことに、日本では、そうした集団思考が、
行く道を間違える原因になることが多かった。
国家の利益を守ろうと、
国家の利益を失い、
命までも失ったりする。

異論・反論を阻む空気が勝るとき、
それは、危険な分かれ道を辿ろうとするとき。



コロナが今、世界を揺るがしている。
政治の命運を握り、
株式市場、金融市場のパニックを生み、
人々は大恐慌の再来と、
その後の世界を巻き込む軍事対立を恐れている。

こういう時こそ、
余裕を持ち、鳥の目で俯瞰することも必要だ。
それが、個人の生命と生活を、
守ることになる。

濁流の中から救われるためにも、
遥か遠くに見えるものの視座を持つことも必要。
救助の綱を奪い合っているだけではだめなのだ。

遠くから見ていれば、
どれほど危ない流木が身に迫っていることを
知ることも出来、
すぐそこに、手を伸ばせば届くようなところに、
避難場所があることも知りうる。








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