人生100年時代の処方箋 死ぬまで働く覚悟を持てと



それは、良いことだと思う。
ただ、健康であってこそ。

健康で無くなったら、
どれほどのスキルがあれば、
竹中平蔵さんお薦めのように、
90歳まで働き続けられるだろう。

弁護士であれ医師であれ、
健康であってこそだ。

手の震えている先生に、
外科手術を頼むわけにもいかない。

認知症になった弁護士に、
依頼するわけにもいかない。

社会に老害を曝さず、
他者の厄介にならず、
スマートに世を去る方法など、
多分無いだろう。

竹中式に、
専門性を武器に、
90歳まで働くのは、
殆どの人は無理だから、
働けと言っても、
働けない場合の処方箋が必要だ。


その上、この自然大災害時代だ。
日本列島は、既に、
ボロボロだということが解った。

全体にも個々にも。
耐用年数を過ぎている上に、
災害の新基準は、
過去に作った様々なもののそれを超えている。

日本を一呑みにする巨大な龍が襲えば、
かつての基準で作ったどれもこれも、命絶える。
つまりは、物の役に立たないものばかり。

都市の地下はズタズタで穴だらけだし、
パイプで縛られた街は、機能しない。
洪水も日常となり、
停電も断水も日常となる。



山も河川も海も大地も、
牙を剥き、
人間に襲いかかって来る。

街ごと吹き飛ばされ
街ごと浸水し、
家々は壊れて、
使い物にならなくなる。

雨漏りすら自分では直せない。
応急処置として命綱のように縋る
ブルーシートや土嚢など、
次の台風が来るまでの膏薬にもならない。

かえって危険な飛来物となり、
道を塞ぐ災害ゴミを増やすだけ。

だいたい、90歳は、
どこで生きているのか。



老人ホームばかりか、
特養が経営難と人手不足で
閉鎖されるというニュースも
最近よく見かける。

今後は、ますますそうなるだろう。
この世に居場所の無い老人。

働くどころか、
身を横たえる場所もないかもしれない。

大地は病み、食糧自給率は最低。
お金を稼ぐ産業も衰滅期にある。

「削減」「閉鎖」「閉店」「撤退」
の文字が躍る。

若い人でも。
老人を養う力どころか、
自分自身を養えない人も多い。



老人どころか、
日本人は、
どこでどうしてどのように生きて行くのか。

どこに安全な場があるのか。
どこに安心な糧を求めればいいのか。
まるで『羅生門』か『方丈記』の世界だ。

外国に攻められる心配などすることは無い。
勝手に滅んで行く。


漸次死ぬことを早めるしかないのだろうか。
或いは、安楽死。

その後は、人口減少社会だから、
家も余り、墓も余り、施設も余り、
食料も足りるかもしれない。

でも、
誰が作るのだろう。




















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