知的怠慢と奴隷社会の終焉



ということなんじゃないかしらね。

日本の没落というのは。

特に、
戦後の経済成長をリードして来たという誇りを
懐に隠し持って、
時代の変化について行けなかった世代の罪は大きい。
最も、怠慢だったからだ。

豊かな経済環境に甘やかされ、
脳内はほぼほぼ空っぽでも、
遊んでいても、
学生運動に身を投じていても、
一流大学を卒業出来、
一流企業に就職出来、
多くの年金を手にし、
優雅なリタイヤを果たした人が、
一番多かった世代。


知ってか知らずが、奪い取った
搾取層が多かった世代でもある。

今は厳しくなった天下りや、
再就職先にも困らなかった時代。

公務員は、まだ厚生年金と統一される前の
共済年金に加入・受給できた時代。
(さらに、団塊の世代よりも、もう少し上の世代となれば、
調整や工夫なく、どちらかを選択することもなく、
失業保険と厚生年金を同時に受け取れた世代さえある。
彼らの時代は、退職金そのものも、現在の水準より
ずっと高いものでもあった。)

バブル崩壊後も、
その数から日本社会の中で
団塊を為していることを理由に、
世界や時代の変化にも
目を背け続けた世代でもある。
漸く、一線を引退してしばらくか
その前後。

知的好奇心薄く、
横並びで、
学ぶことを知らない、
怠慢な世代でもある。

時間だけは、長く働き、
上司の命令や会社の意向には忠実でも、
世界の変化には疎い。

そして、退役した軍人のように、
急速にやるべきことを失くして、
うろうろするばかり。

新しいことには付いて行けなくなっても、
同じ仲間が数多くいるからという理由で、
現代に置いていかれることもあまり意に介さない。

そうして、どんどん社会の荷厄介になっていても、
マイナスとは考えず、
社会の方が、何とかしてくれると思っている。

よもや、この金融資産を多く持つ層を
置きざりにして行くとは思っていない。
消費に関しても、選挙に関しても、
いまだ団塊であることを当てにしている。
生活者としては中間層でも、
支配の下の無自覚な奴隷。

しかし、日が経ち、時が流れ、
虫喰いの跡も生々しく、
刃こぼれするように、
消えて行く仲間たち。


学ぶ気も無ない、
生きる気も無い、
人間の残骸に、
自らなって行く。

しかも、今のところは、
まだお仲間が一杯だからという安心の下に、
自信だけは満々に、
何かといえば、逆切れする。

少しずつ浸水し、
少しずつ傾く。

過去の栄光の時代に造られた
沈む航空母艦のように。

いずれは、海底で、
魚たちの良い漁礁になるかもしれない。

最も怠慢で、
最も苦労知らずの世代が、
困難な時代を迎えるのは、これからだ。



















































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