首都と首都以外。その自治体格差。


東京には、地下神殿がある。
古代ローマの遺跡のような、
深くて広い水の緩衝地帯がある。
放流放水できる設備もある。

海へ至るまでに別のルートを確保し、
都市の洪水を避けている。


でも、地方では、
もちろん地下神殿もなく、
地上を流れる一級河川でも、
同じ一級河川とは言えないくらい
整備されていない。

計画的に河川管理がされていないとさえ言える。
下流より、上流のほうが広かったり、
達磨のように真ん中が膨れていたり。

水量が増えれば、決壊も氾濫もあり
という形のまま、予算が無いのだろうか、
そのままに過ぎている。

山から大量の水を落とし、
下流のコンクリートの護岸で堰き止め、
市街や田園地帯への流入を妨げようとしても、
相手は自然であり降水であるから、
そうは問屋が卸さないということにもなり。

満杯の蛙のお腹が裂けるように、
巨大な蝦蟇が、水を吐きだすように、
泥の海となる。



首都もまた被災はする。
しかし、同程度の被災なら、
復旧の速さは、比較にならない。
それも当然で、
それだけ重点的に保護されるからで、
それだけ、税金を惜しみなく注ぐからで、
つまりは、それが首都としての傲りか、
首都としての使命かは知らず、
時の現実。

故に、首都の復旧は早い。
ただ、これは、
仮に同程度の試練を受けたとすればではあって、
メガトン級の被災は、時と場所を選ばない。

関東大震災クラスの大地震や、
東日本大震災クラスの津波が来れば、
その首都としての規模の大きさゆえに、
被害もまた想像を絶するものになるはずで、
その時、ある意味で、不平等は解消されるだろうか。
一瞬。

人間も少なく、
吉幾三さんの歌的な意味で、何もない田舎の方が、
億万の被害の大きさは免れる。
どちらがいいとも言えないが。





















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