老年になって働くか働かないか か。


安倍さんが、
「六十五歳を超えて働きたい。八割の方がそう願っている」
と言うように、
みんな働きたがっているかどうかは
わからないけれど、
だって、それぞれの人には、
それぞれの事情があるから、
到底、私には知り得ない。



我が家の場合は、
夫は、
常々、生涯現役と言っていて、
75歳の誕生日まで働いた。

65歳で、一旦、定年退職して、
別の会社へ移って、10年働いた。


私は、
働くのが嫌いだと思っていたから、
一生、働くことはないだろうと思っていたけれど、
下の子が、高校に行くようになって、
ちょっと気持ちが動いて、
働くことにした。


郵便局で、
住所や郵便番号を入力するだけのような
簡単な仕事だった。
定年まで毎日、
本局まで通った。

そして、
夫婦共に年金生活になった。


夫は、好き嫌いなく
淡々と働く人だったから、
80歳までも働けと言われれば
働くタイプだっただろう。

私は、若い頃、
食わず嫌いではないが、
働くくらいなら、
毎日、めざしともやしだっていい。
働きたくない。と思っていたくせに、

(どれくらい働くのが嫌いだったかと言えば、
教員になるために教員になる大学へ行くと、
親を騙して故郷を出て来たくせに、
当時は、就職率100%時代だったけれど、
安易に教員になるのも嫌で、
(当時は、今とは違う時代だったから、
デモシカ先生と言って、教師になど
積極的になりたがる人はいなかった。)
ただただ働くのが嫌なために、
楽な方へ楽な方へと流れるように
結婚してしまったくらい。)

ところが、
働き始めたら、
働くことが面白くなった。
なぜもっと早く働かなかったのだろうと、
思ったりした。



で、今は、
別に全然働きたくない。

家でのんびり、テレビを視たり、
一月に一回か二回、舞台を観たり、
あとは銭湯通いをしていれば、
十分楽しい。

夫の現役時代と違って、
年金生活となれば、
いきなり収入が三分の一ともなり、
毎月何回も舞台を観に行くということは出来ないが、
それも私自身の舞台熱も冷めたのか、
前ほど、しょっちゅう観たいとも思わない。



この辺りが、
我が母とは随分違って来たな、思う。
母は、ほんとうの演劇好きで、
晩年になっても、
舞台は、文楽から歌舞伎、新劇、ミュージカルと、
何でも好きな上に、無類の映画好きでもあり、
スポーツも好きだったから、
私のように、
非活動的ということは、なかった。

私の方は、スポーツは全然だし、
ほんとに、だらーんとしているのが好き。
それでも、そういうマイペースが好きだから、
マイペースに暮らせさえしたら、
毎日、こんなに楽しくていいんだろうか、
というくらい毎日が楽しい。
滅茶苦茶単純に出来ているんだろうと思う。







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