オリンピック招致はやめて辞退するそんな気持ちはないのだろうか

もちろん無いのだろう。
招致に躍起になり、決まればお祭り騒ぎになるのだろう。

処理に行き詰り、巨大な放射能汚染沼と化した福島第一原発を抱えながら、
オリンピックを誘致し開催しようと東奔西走する神経がわからない。

オリンピックを開催するとなったら、そちらに神経が集中し、耳目も集中し、
政策的にも、福島のことは、ないがしろにされ、今以上に隠蔽されることだろう。
人々もサーカスに浮かれて忘れるように忘れてしまうかもしれない。
この国では、報道が無ければ全て忘れてしまうのだ。
報道の無いことは、この世に無いことも同じになるのだ。
報道されない真実の姿を想像する意識もあまりない。
どういうわけか。

しかし事象が消えるわけではない。
人々が関心を持っても持たなくても、事象は進展する。

『ナウシカ』の「腐海」という言葉を連想するような、
汚染水でグジャググジャになった土地に立つ福島第一原発。
どこまで広がるともしれない万里の長城的遮壁か取水口や迂回路が必要かもしれない。
それで防げるわけではないが、山から新しく流れ込む水だけでも
フクシマ第一の地下を通らないために。

水冷式も限界に近づいているという。
エア冷却、重金属冷却などという方法も考えられているようではある。
それにしても何年、何十年、どれほどの税金を費やして。

いつ大地震が襲い、脆弱な地盤ごと呑み込まれ崩壊するとも知れず、
いつすべての作業員が身の危険を感じて去るかもしれない場所。
そんな場所と隣り合わせで生きている。

2011年3月以来ずっと海に放出され続けていただろう汚染水。
今も毎時、海底に溜まり、海水を汚し、生体に蓄積し、海流は地球を回っている。

なぜ政府は、危険が去ったわけでもないのに、
警戒を解除し、住民の帰還を促すのだろう。
レベル3というのは、ほんとうにそれでいいのだろうか。
危険度はもっと高いのではないだろうか。
除染が進んだと住民を帰還させる。
新たな被曝に出遭うために帰るような事にはならないのだろうか。

汚染も被曝も事故終息までの時間も、日本人が考えている以上に深刻だと
世界の人は見ているのだろうが、それでも身の始末も出来ないのに、
破廉恥にも他国へ原発を売り歩く首相を許し、
止まったら最後だと言わんばかりに、断崖に向かって進軍する群。

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